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【石川】松田優被告・老人虐待死事件。(2006/9/28)

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■裁判の概要
石川県かほく市の介護施設「グループホームたかまつ」で2005年2月、入所者の女性にファンヒーターの熱風を当てて殺害したとして殺人罪に問われた同県津幡町、元同施設職員松田優被告(30)の上告審で、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は被告側の上告を棄却する決定をした。
決定は29日付。松田被告に懲役10年を言い渡した2審・名古屋高裁金沢支部判決が確定する。1、2審判決などによると、松田被告は05年2月12日、入所者の高山喜美子さん(当時84歳)がヒーターを足で揺らして消してしまうことに腹を立て、部屋の隅に座り込んでいた高山さんの数十センチ前に、最高温度に設定したヒーターを置き、熱風を約30分間当て続け、顔や腹部にやけどを負わせて死亡させた。

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松田被告は「殺すつもりはなかった」と殺意を否定したが、1、2審はいずれも、「松田被告は『死んでも構わない』と考えて犯行に及んだ」と認定。1審は懲役12年、2審は「施設の指導管理体制の問題などが事件の背景にあり、被告だけに責任を厳しく問うことは出来ない」として、懲役10年を言い渡した。
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by yoshi_taka_e2 | 2006-09-28 20:45 | 法廷画紹介  

【東京】畠山昭子被告・三歳児虐待死事件。(2006/9/7)

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■裁判の概要
東京都品川区で昨年1月、3歳の長男を自宅の浴槽に沈めて殺害したとして、殺人罪などに問われた母親の畠山昭子被告(32)の論告求刑公判が13日、 東京地裁(栃木力裁判長)で開かれ、検察側は「交際中の男性との障害になると考え殺害した、身勝手で悪質極まりない犯行」として懲役15年を求刑した。
畠山被告は捜査段階では容疑を認めたが、公判で否認に転じ「子どもが自分でおぼれた。自白は強制された」と主張している。
起訴状によると、畠山被告は昨年1月30日、自宅アパートの風呂場で、長男琉星ちゃんを浴槽内のお湯の中に沈めておぼれさせ、殺害した。
また02年8月には、東京都小金井市の当時の自宅で琉星ちゃんを布団に押さえ付け、 04年7月にも江東区のアパート5階の階段踊り場から琉星ちゃんを約12メートル下に投げ落とし、それぞれ殺害しようとした。
逮捕当時、畠山容疑者は、「交際相手の男性に『子供がいると幸せになれない』と言われ、殺そうと思った」などと供述していた。

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東京地裁(栃木力裁判長)は7日、「長男がいなければ同居男性と一緒にいられると思った、身勝手な犯行だ」と指摘し、懲役13年(求刑懲役15年)の判決を言い渡した。 判決によると、畠山被告は01年に不倫関係にあった男性との間に長男をもうけた。04年ごろからは別の男性と交際していたが、この男性に「3人で生活することはできない」「長男を受け入れられない」と言われるなどしたことから、05年1月、入浴させていた長男を両手で押さえつけて浴槽に沈め、殺害した。
畠山被告は、この前にも2度にわたって長男を殺そうとしたが未遂に終わっていた。
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by yoshi_taka_e2 | 2006-09-07 23:59 | 法廷画紹介  

【東京】堀江貴文被告・ライブドア事件。(2006/9/4)

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■裁判の概要
ライブドア事件で、証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載、偽計・風説の流布)の罪に問われた前社長・堀江貴文被告(33)の初公判が4日午前、東京地裁(小坂敏幸裁判長)で始まった。堀江被告は、罪状認否で「起訴状で朗読された種類の犯罪を犯したこともないし、指示をしたこともない」と述べ、起訴事実を全面否認し、無罪を主張した。検察側は冒頭陳述で、粉飾決算や虚偽情報の公表など一連の不正を堀江被告が主導していたことを改めて強調。これに対し、弁護側は「検察の主張は幻想に過ぎない」と反論した。

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堀江被告が公の場に姿を見せたのは、今年4月27日の保釈後、130日ぶり。堀江被告は罪状認否で起訴事実を否認した直後、「最初から悪意に満ちた捜査」と、捜査当局への怒りをにじませた。また、弁護人は、「(粉飾とされた)約37億円は売り上げ計上が認められており、架空売り上げを計上するよう指示したことも、虚偽の情報を公表したこともない」などと意見陳述した。
一方、検察側は冒頭陳述で、「ライブドアが表向き、売り上げや利益を驚異的に増加させ続けたのは、堀江被告が以前から粉飾決算や、マスメディアを使った話題作りを行ったため」と指摘。さらに、こうした手法で株価を引き上げたことで、「大株主の堀江被告自身も利益を享受した」とし、2005年には保有していたライブドア株4000万株を売却、約148億円を得たことを明らかにした。
また、堀江被告はライブドアの04年9月期連結決算で、連結経常利益の予想値を最終的に50億円にするよう指示。元取締役・宮内亮治被告(39)から「やばいと思うんですけど」と意見を言われても、「ケイツネ(経常利益)50(億円)の(方)がかっこいいじゃない」「どっかから利益を付ければ何とかなるでしょ」などと、強引に一連の不正を主導していたと、検察側は強調した。

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弁護側も冒頭陳述を行い、「検察官は何ら犯罪ではないものを、強引なストーリーを作ってあたかも重大な犯罪であるかのように主張しているに過ぎない」と非難し、「堀江被告には不正が行われているとの認識はなかった」と主張した。さらに、「ライブドアグループは堀江被告の独裁下にはなかった」とし、企業買収などは宮内被告が主導したと強調した。
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by yoshi_taka_e2 | 2006-09-04 23:34 | 法廷画紹介