【大阪】小川和弘被告・個室ビデオ店放火事件(2009/9/14)

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■事件の概要
昨年10月、大阪市浪速区の個室ビデオ店「試写室キャッツなんば店」に放火して16人を死亡、4人を負傷させたとして殺人と殺人未遂、現住建造物等放火の罪に問われた小川和弘被告(47)の初公判が14日、大阪地裁で開かれた。罪状認否で小川被告は「放火はしておりません」と否認。弁護人は「自殺を企てたことも放火行為もしていない。客に殺意を持っていなかった」として無罪を主張した。

小川被告は逮捕直後に全面的に容疑を認めていたが、その後否認に転じており、公判では自白の任意性も争点になる。
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検察側は冒頭陳述で、小川被告が知人に誘われて入店後、個室ビデオ店は女性に相手にされない人の来るところと考えて惨めな気持ちになり、放火自殺を決意したと主張。「ほかの客のことが頭をよぎったが『おれに巻き込まれて死ぬ人、ごめんなさい』と思い、ほかの客を巻き込んで死なせることも構わないと考えた」と指摘した。

一方、弁護側も冒頭陳述を行い、「客観的証拠によれば別室の焼損が最も激しい」と小川被告の部屋が火元ではない可能性があると主張。逮捕前に警察官から怒鳴りつけられて怖くなり、意に沿うように放火殺人を認める供述をしたとして、「威迫による自白で証拠能力はない」と訴えた。
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起訴状によると、小川被告は昨年10月1日午前2時55分ごろ、浪速区難波中の個室ビデオ店で、自殺しようとティッシュペーパーに火をつけて店を全焼。約240平方メートルを全焼させ、16人を一酸化炭素中毒で殺害、4人にけがをさせたとされる。大阪地検は簡易鑑定の結果、責任能力に問題はないと判断、未必の故意を認めて起訴した。
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by yoshi_taka_e2 | 2009-09-14 23:42 | 法廷画紹介  

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